こんにちは、高津和彦です。
来週からゴールデンウィークに突入ですね。楽しい計画、目白押しですか?
そんな休みに入る前のみなさんに、修了生から頂いた興味深い話を紹介します。
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このメルマガではいつも「ぜひ感じたことをお聞かせください」と書いている。
それに対して、「どうぞ紹介して下さい」とベストスピーカー的反応で、意義深い話をよく頂く。
先日、またそんなメールを頂いた。
===== 引用 =====
最近、スカイプを使ったネットでの英会話学習を始めたのですが
最初は、英語で久しぶりに会話することに加えて、
見ず知らずの外国人(フィリピン人)に緊張していたのですが、
2〜3回も話すと慣れてきて、
コミュニケーションを取ることに前向きになっている自分に気付きます。
英語の特性だと思いますが、主語があって、次に動詞が来て、と、
最初に、自分の言いたいことを言い切るかたちになるので、
はっきり言わざるを得ない。
「〜なのではないかと思います」
「〜というのがいいんじゃないかな」などとは
英語では言えないので、自然と自分の立場を明確にすることになる。
そうすると、講義が終った後も、
自分を打ち出すのが気持ちいいっていう感覚が残っていて、
積極的に動くようになっている自分に気付きます。
英語で話したり、頭の中で英語で話すことを考えたりしている方が、
考え方も、行動も、そして性格も、積極的になる気がしています。
発声練習も、英会話も、それぞれに目的があるのですが、それ以上に、
例えて言えば、パソコンのOSが変わって根本的に動きが改善されるような、
そんな大きな効果が自分に対してあるような気がしています。
===== 引用、ここまで =====
「自らのOSが変わる」なんてすばらしい比喩だ!
それにもまして素晴らしいことは:
1-まず自己啓発的行動、英会話を始めるという。
2-それによる自分の変化の客観分析。
3-そこから展開して他の事象にもあてはめ、意義を見出す姿勢。
自分自身が積極的になることで、僕が講座で教えた以上のことに着目し、
実践し、新たな発見をする。
それは既に、師の上を行っていることなのです。